第158回『サルシカ隊長レポート』2017年4月

2017年4月21日〜5月14日まで三重県営サンアリーナで開催されている第27回全国菓子博覧会!
累計来場者10万人を突破した4月26日、甘いもの好きなヒゲオヤジこと「サルシカ隊長オクダ」は会場へと向かった!

 

お菓子の博覧会・・・菓子博は、お菓子の祭典として4年に1度、全国各地で開催されているそうだ。
その歴史は古く、スタートは明治44年。
第1回帝国菓子飴大品評会までさかのぼる。
なんと1世紀にわたり、続けられてきたのである。

東海エリアでは40年ぶりの開催。
50歳をちょっと越えたわたくしが知らなくて当然なのだ。

菓子博。
なんとも魅力的な響きではないか。
ワクワク、ソワソワしてしまうではないか。

というわけで、平日の午前中のみを利用してちょっくら出かけてみたのだ。

 

 

三重県津市から伊勢自動車道に乗って伊勢へ。
30分程度の道のり。

大渋滞とはいかなくても、そこそこ交通量が多いのではないかと警戒していたが、平日の早い時間のためか車の数は少ない。
菓子博は開催からずっとかなりの混雑をしていると聞いていたが、ゴールデンウィークの直前でもあるし、きょうはチャンスかもしれぬ。
高まる気持ちをおさえつつ、スピードもおさえつつ、菓子博の会場であるサンアリーナへと向かう。

 

 

道路に設置されている案内に素直に従い、伊勢二見鳥羽ラインを朝熊出口で下りる。
交通整理の人が「こっちだよ〜、あっちだよ〜」と誘導してくれるので、これも素直に従って、なんとなく入ったのが「伊勢あさま苑横駐車場」。

*ゴールデンウイークは大混雑が予想されるので、公共交通機関でのお出かけがオススメです。

 

ここからサンアリーナまで無料のシャトルバスが走っている。
とはいえ、会場まで徒歩でいっても15分程度。
バスを待つより歩いていった方が早い可能性もある。

 

 

で、いよいよ会場入口へ。

すごい人!
これまでちょっと混んでる程度かなあ、と思っていたが、入場ゲートには人が押し寄せている。

「ゴールデンウイークは前できょうはチャンス・・・」という期待はここでもろくも崩れ去る。
15分ほど待って入場!

 

 

到着したのは開場時間の午前10時なのであるが、入場ゲートで並んでいる間に、三重を代表する銘菓「赤福」の限定復刻版の配布チケットは完売!!
なんてことだ。

肩でぜえぜえ息をしながら走ってきたおばちゃんたちが、

「ちょっとウソでしょ〜」
「なんのために早起きしてきたと思ってんのよ〜」
「信じられへんわ〜」

と、大声で怒っている。
いっしょだと思われるとイヤなので、わたくしはさりげなくその場から去る(笑)。

 

 

で、まずは「お菓子の匠工芸館」へ。

全国の菓子職人たちが伝統の技、最新の技術を駆使して制作した工芸菓子を一堂に集めて展示しているところである。

 

 

これお菓子です。
食べられます。
本物そっくり!!

 

 

信じられないことにこれもお菓子!
ボディの金属感がハンパない!
動いたりして(笑)

 

 

まるで美術館で作品鑑賞をしているみたい。
わたくし、すっかりはまってます(笑)。

 

 

イガの中に入っているのにすでに栗がおいしそう(笑)。

 

 

チョコレートで出来たゾウ。
いったいどれだけの量のチョコを使ったんだろ・・・。

 

 

こちらは「お菓子のテーマ館」。
アリーナを使っているので、驚くほど天井が高い。

 

 

アリーナ中央には、江戸時代の「お伊勢参り」の様子をお菓子で再現。
吉田沙保里さんや三重県知事もまぎれこんでいるってことで、みなさん一生懸命さがしていました。

あまりの人の多さにわたくしは近寄れず、この距離からパシャリ。

 

 

続いて、屋外に設置された「お菓子にぎわい夢横丁」へ。
大手菓子メーカー8者がブースを設け、それぞれの魅力を楽しくアピール!

 

 

そんなに人がいっぱいじゃなかったので「チャンス!」と思ったけれど、申し込み制になっているようで、ほとんどが午後以降の受け付け。
お昼まえに出てしまうわたくしは・・・・・ぐるりと回っただけでおしまい(涙)。

これはかなり時間に余裕を持ってこなくちゃいかんですな。

 

 

てなわけで、会場内でひとつもお菓子を食べることができなかったという悲劇。
全国のおいしいスイーツ、限定のデザートあります。
みなさんは是非時間に余裕を持って、がっつりと勝負してもらいたい。

で、わたくしは、その後、別の取材を終えてから、伊勢のお菓子屋めぐりを。
6軒まわってそれぞれの銘菓を買い求め、帰路についたのであった。

夜。
自宅でこっそり、超個人的な「お伊勢さん菓子博」開催。
堪能いたしました(笑)。